死神の数字13が忌み数である|その真の理由
2018/04/03
【13】はご存知のとおり、西洋においては最大の忌み数とされ、死神の数字とされています。
その理由において最大のものは、やはり何といっても「イエス・キリストが磔刑」にされた日であること。
そして、金曜日に処刑されていることから、13日の金曜日というのは、英語圏の西洋人にとり死の数字とされている。
このほかにも、13が忌み嫌われる数字として伝説に残っているものとしては、
・フイリップ4世が、フランスにおいてテンプル騎士団を全員一斉に拘束逮捕したのが、1307年10月13日の金曜日。
・イヴによるアダムの誘惑も、大洪水からノアが脱出したのも、バベルの塔が壊されたのも13日の金曜日。
・北欧神話では、12人の神が祝宴を催していたときに、13人目となる招かれざる客ロキが侵入して、人気者のバルドルを殺してしまったとされ、キリスト以前から13日の金曜日については不吉な数として伝説をもっています。
・イエス・キリストが最後の晩餐において、12人の使徒と共に摂った夕食の席での13番目の弟子が、ユダともいわれております。
現代と違って2、000年前の闇夜は暗く、イエスを捕えるためにオリーブ山の中腹にあるゲツセマネの園に向かった祭司長たちは、イエスを特定するために、裏切り者のユダにイエスと接吻させることにしました。
こうしてイエスを逮捕する時に行なった「ユダの接吻」は、後年、映画や演劇の元となっているのは有名なところとなっております。
・死刑囚が絞首刑台の階段を上るときの階段が、13階段ともいわれる。
・英語では13のことを「悪魔のダース」)とも呼ぶ。
・(非調和な数)
暦の必要性から12か月や12時間、12方位などはようにしばしば用いられております。
生活に広く根付いた基数の12に対し、12より一つ多く素数である13は、その調和を乱すものとして不吉な数と考えられた。
このように、13という数字にまつわる物語には、聖書や歴史的背景により忌み数字と伝説化されておりますが、なんといっても、ユダがキリストを裏切った「ユダの接吻」がその最たるものとなります。
※ゴルゴダの丘でキリストが処刑されたときに、2人の男も同時に処刑されていることは、知られざる事実となります。
・次は110番警察|ラッキーナンバーか忌み数かでおあいしましょう!